3週間程度、フォルティウスVer.Dとディグニクス09C,テナジーハードを使用してみました。
簡単にですが紹介したいと思います。
フォルティウスVer.D、テナジー05ハード、ディグニクス09Cを打っての感想
今回、ディグ09Cとテナジー05ハードを組み合わせた目的は、フォアラバーを固定するためにテナジー05ハードとディグ09Cを比べる目的がありました。
その目的もあり、両面硬いラバーの組み合わせとなってしまいましたが使用してみて、あれれ!このままでいいなじゃん!というのが率直な感想です。
フォルティウスVer.D
過去にも記事を書いていますが、お気に入りのラケットです。
台上でストップがしっかりと止まり、強打したときはしっかりと球を持ってくれ回転が自然とかかってくれます。
練習時間が短くても、このラケットを使えば試合中いろんな調整ができるので「試合中どうにか戦術調整できるラケット」として絶大な信頼を持っています。
フォルティウスVer.Dを購入したことで、ラケット沼から抜け出すことができ2本のフォルティウスVer.Dを持っています。
もう一本は軽量個体のラケットで、DNAプラチナLとハモンドZ2を貼っており、ドイツラバーとバタフライ以外の日本製ラバーを試したりしています。このラケットについても後日記事にします。
フォルティウスVer.Dは、コントロールしやすい使い勝手の良いラケットです。
テナジー05ハード
言わずもがな、テナジー05を少し硬くしたラバーです。
このラバーのいいところは、オートラバーにも関わらず回転量を自分で調整でき、スポンジの硬さもあり買うんラーなんかがやりやすいラバーです。
ディグ09Cも回転量が多いのですが、自分の出し方のサーブはテナジー05ハードのほうが回転量の調整がしやすいです。
ディグニクス09C
粘着ラバーのディグニクスです。
このラバーも言わずもがなシートもスポンジも質が高く、どんな撃ち方をしても回転がかかりボールが上に上がって飛んでいってくれます。
回転をかける打ち方をするととりあえずコートに入るので、安心して使用することができます。
フォア面での使用
結論から言いますと、フォア面はテナジー05ハードが良かったです。
サーブの回転量を調整しやすいことに加え、バチンと当て気味に打つカウンターの安定性が高いです。
ディグニクス09Cは、回転をかけ返すカウンターにはうってつけですが、ラリー中のスマッシュやロビングを撃ち抜いたりを考えると粘着ラバーよりは高弾性のラバーのほうが相手を打ち抜きやすく使いやすかったです。
ディグニクス09Cのびっくりすることは、下回転うちなどよく相手がオーバーミスをしてくれます。
十分に打球ができなくても、しっかりと回転がかかって飛んでいってくれるため相手からすると思ったより回転がかかっているというお言葉をいただきました。
バック面での使用
こちらは、ディグニクス09Cのほうが良かったです。
普段チキータが全然できないのですが…
ディグニクス09Cを使用したらチキータができるように成りました。
ディグニクス09Cには強烈な摩擦力があり、前の方へ向けて振れば自分の回転でチキータを繰り出すことができました。
テナジー05ハードは、バック面で使用するにはインパクトを強く出さないといけないため、少し硬すぎる印象でした。
ブロック、ツッツキの安定性もあり長年バック面で使用していたMX-Pから、バック面はディグニクス09Cに固定するラバーを変更することにしました。
スピードはそこまで出ませんが、バック面で細かい技術をするにはうってつけで、大きなラリー展開になっても回転がよく掛かるのでラリーでも優位に立てるラバーでした。
今後はどうするの??
自分史上最高のフォアラバーを決めるために選んだ組み合わせでしたが、ディグニクス09Cはバックで固定したいと
フォア面は、カウンターなどはテナジー05ハードが最高ですが、中途半端な長さのボールやインパクトをそこまで使用しない打法のときに少し飛びすぎたりと危うさを感じる面がありました。
フォアラバーについては05ハードで満足はしていますが、せっかくですのでディグ05とテナジー05も試してみて、自分史上最強のフォアラバーを決めたいと思います。
これまで、ドイツラバーをたくさん使用してテナジーに近いラバー探しをしていましたが、時間とお金の面を考えるとさっさとテナジーディグニクスを試していればよかったと思います。
次回は、軽量個体のフォルティウスVer.Dについて記事にしたいと思います。