コロナの影響がまだあり、練習ができないので手元にあるラケットについてまとめてみます。
メインとして使っていない期間が長い、ラケットですのであくまで参考までに見ていただけたらと思います。
ニッタクKVW (Nittaku KVW)
ずーっと前に廃盤になった、NittakuのKVW!
当時は最新のスーパーコアシステムに、ケブラーをブレードに入れたラケットでした。
定番のバタフライとNittakuの最新の技術のラケットのどちらを買えばいいのか相当悩んだのを覚えています。
ケブラーは、カーボンのように弾く感覚は無く木材よりも少し弾む特殊素材でした。
今風に言うと、「ファイバー系の木材より」のラケットですね!
スーパーコアシステムは、グリップ内にスポンジが入っておりラケット重量が軽く厚いラバーや硬いラバーを貼ることができるため、ラケットのラバー選びの幅が広がります。
KVWは、板厚が6.7mmあり厚ラケではないですが板が一般的な5.8mmのラケットに比べると比較的厚めの分類です。
中心剤の桐が厚く配置されているため、最近のラケットに多いスカスカした打球感ではなく、しっかりした打球感でありしなりもある球持ちもあるラケットです。
SK7のような、硬い厚めのラケットが苦手な私でも扱える皆におすすめできるラケットです。(在庫が売っていればですが…)
写真では見づらいですが、重量は84.9gですので最近の重いドイツラバーなどいろんなラバーを貼ることができます。
個人的におすすめは、日本製のラバーを両面に貼ることです。板厚もあるため、バック表ソフトラバーの方にも合いますね!
板厚もあり飛びも十分!桐のラケットであり打球感も爽快で、ラケットが軽いため疲れていてもフルスイングできるラケットです。
KVWの写真
当時、Nittakuの最新技術でありラケットのブレード面にもスーパーコアシステムとケブラーについての印字や説明がありますね。
これら2つの技術を用いることにより、軽量化とフィーリング、ラケットの振動が抑えられることが説明されています。(英語の意訳)
ラケットの写真は、ニコン AF-S DX Micro NIKKOR 40mm f/2.8G で撮影しているため、表面材をマクロで見てみました。
キラキラ光るフィッシュスケールのようなラケットですが、表面はこのようなスカスカな感じなんですね。
ウロコのようなフィッシュスケールが大きければいいラケットと見ていたのですが、こうしてマクロレンズでラケット表面を見るのも斬新でいいですね。
フィッシュスケールは、硬いと言われますがどのように違うのかラケットの打ち比べをしていないため機会を見つけてフィッシュスケールの検証なども行いたいです。
ラケット側面を見てみたのですが、やはり桐のラケットですね。
分厚いため打球感もしっかりして球持ちもよく、よく設計されたラケットだと考えています。
この座金も当時は新しくてかっこいいデザインでした。
何本かこのデザインのラケットを持っていたのですが、
何度レンズが外れ行方不明になったのかかわからないくらいなくしました…
赤い繊維が、ケブラーですね!
3枚合板で、中心剤の桐にケブラー、ラケット表面となっています。
6.7mmの集めのラケットであり、前陣でも相手の打球に押されることなく打ち返すことができます。
ラケットのカタログにも、前陣速攻用と書かれていますね!
そんなこんなで写真を添えてKVWを紹介しました。
現在廃盤で手に入れる機会も少ないラケットですが、軽く、威力も出て、扱いやすいラケットです。
デメリット…
問題点があるとしたら…
分厚さが気にならなかったら皆におすすめできるラケットです。
湿気を吸って来ると台上もしっかり止まることができ、安心して細かい技術を行うことができますが、飛びすぎるラバーを張ると、
桐の弾きの良さとあいまって、制御が難しくなります…
ハモンドを張ると、爽快な打球で攻撃やブロックをするときは良いのですが、台上が飛びすぎるため相手に攻め込まれやすくなります。
おすすめの組み合わせ
Nittaku KVW
ラバー テナジー05!
厚めで軽いラケットであり、更にテナジーを貼ることによって重量を押さえることができ、知らず識らずのうちに早いラケットスピードで打球する事ができます。
軽い球が来ると不評の桐のラケットですが、決定打となる球をしっかりと打てるラケットです!
懐かしいラケットですので、試打を行い感想をまとめたいと思います!